高専数学まとめノート@はてなブログ

解法のエッセンス。数学のトピックス。

【読書案内】高専に受かったら読む本

私が編入した大学では、新入生を対象に 『なぜ我々は大学で学ぶのか』 『学びはどのようにして進めていくのか』 といった事柄について書かれた冊子が配られていました。 特に、『なぜ学ぶか』ということについては丁寧に述べられていて、当時持っていなかった視座を与えてくれました。
その冊子が編入直後のうわついた気持ちを引き締めてくれたと思いますし、おおいにモチベーションを高めてくれたと記憶しています。

今回は『高専での学びについて考える』ための読書案内として、1冊ご紹介します。

理系学部に合格(うか)ったら読む本―大学生活応援ガイド

理系学部に合格(うか)ったら読む本―大学生活応援ガイド

タイトルの通り、大学に合格した高校3年生や入学直後の大学1年生に向けて書かれた本。レポートの書き方、プレゼンテーションの作り方、実験での心構え、試験への臨み方、アルバイトやクラブ活動などの勉強以外の活動、・・・などなど学生生活を知るためのガイドです。

(第1章『自由に伴う責任って?』より抜粋)
大学は社会への入り口でもありますから、自由である代わりに行動には責任が要求されます。自由なのは間違いないのですが自分の行動やその行動による結果について、自ら責任を負わなければならないのです。
(中略)
なぜ大学に入ったのか、なぜ勉強するのか、勉強して何をしたいのか、…と言ったことを考えるのに、大学が積極的に何かをしてくれるわけではありません。
(中略)
どんな理由があるにせよ、その大学を選択して入学してきたのは皆さん自身ですし入学したという事実は変わらないのですから。そして選択した以上は、そこから次を切り開いていかなければなりません。誰のせいにもできないのです。

高専では中学を卒業して間もないころから、高校生と比べると相当に大きな自由を手にしたはず。本書の第1章では、上記の通り、学びのさらに前の段階、『自由』との向き合い方についても書かれています。
本文の『大学』を『高専』と読み替えれば、高専生にも通じる事柄が多く書かれていますので(JABEEのシステムについての項も。)、1年生はもちろん、2年生以上の学生の皆さんにも是非おススメしたい1冊!

関連:学生としてのスキルアップのために

・論文の教室
レポートやレジュメだけでなく、文章の書き方そのものを教えてくれた1冊。

新版 論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス No.1194)

新版 論文の教室―レポートから卒論まで (NHKブックス No.1194)


・図解力の基本
表現のツールとしての図の描き方を知ることができる1冊。プレゼンを作るスキルアップに。
図解力の基本 ちょっとしたコツだけど、だれも教えてくれない88のテクニック

図解力の基本 ちょっとしたコツだけど、だれも教えてくれない88のテクニック


・四畳半神話大系
最後に、小説を1冊。フィクションながら、”選択した以上は、そこから次を切り開いていかなければなりません。誰のせいにもできないのです。”の好例。
四畳半神話大系 (角川文庫)

四畳半神話大系 (角川文庫)